吸引機能付きエアダスターで家庭用エアコンを10分セルフ清掃してみた【ViSSKO DQ275モデル実録レビュー】

工具紹介
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はじめに

最近やたら動画アプリで出てくる小型のブロアーが気になりつつ買うか悩んでいましたが、結局買ってしまいました。

今回購入した商品はこれ

エアダスターとかブロアーとかで調べると無数にでてくる状態。

何を選べばいいのか分からなかったので結構適当に強そうな物&掃除機にもなるもので購入しました。

結果から言うと結構あり。

今回は**吸引機能付きブロワー(ViSSKO相当モデル)**を使って、
家庭用エアコンの簡易清掃を“10分”でやってみた実録レビューを紹介します。

この記事では、

  • 実際の作業工程(要点のみ)
  • 清掃前後の状態変化
  • 使用感・メリット・デメリット
  • 注意点と活用アイデア

をすべてまとめています。

なお、細かな分解手順については、以前書いた以下の記事で詳しく解説しています👇

👉 【簡易清掃カビ撃退】高圧洗浄なしでできるエアコン・シロッコファン掃除(yuru-gare.com)

この記事は、その「応用版+作業短縮レビュー」としてご覧ください。


使用した機材と条件

今回使用したのは、**吸引+送風ができる2WAYブロワー(ViSSKO DQ275)**です。

エアダスター商品
エアダスター内容物
項目内容
モデルViSSKO DQ275(コードレスブロワー)
電源USB-C
付属吸引用ダストバッグ、ブラシノズル、延長パイプ、USB-Cケーブル
使用時間約10分間(吸引+送風各2分程度)
作業環境冷房停止後3時間・室内27℃・湿度60%

吸引モードでファンやフィンのホコリを吸い、
送風モードで水洗い後の乾燥を行うスタイルです。

エアダスターを持ってみた画像

サイズ感はこんな感じ。私の手は大きくなく手袋はMがぴったり程度の手の大きさです。


なぜこのタイミングで掃除したのか?

前回の記事でエアコンのファンの掃除をしたのから約3か月が経過。

我が家には犬がいるためエアコンは24時間体制。最近やっと涼しくなり数少ないエアコンを使用しない時期に到達し、ファンを覗いてみるとまた「モコモコカビ」が発生。

前回の掃除が結構めんどくさかったため季節の変わり目は掃除をしようと思っていたので丁度いいさらに掃除機機能付きのブロアーを買ったので丁度いいからやってみようと実行!


作業前の状態(ビフォー)

ファン表面にはうっすら白カビ、
フィンには黒っぽい汚れがポツポツ。

指で触れると粉っぽく、吸い込み口に埃が付着していました。

3か月でこれ・・・本来1か月毎にやらないといけないのかと思うレベルです。


作業手順の概要

※詳細な手順・分解写真は以下の記事をご覧ください。
👉 エアコンの分解清掃手順はこちら(yuru-gare.com/eakonfannsouji)

ここでは、ブロワーを使った時短ポイントに絞って紹介します。

1. 電源OFF・コンセント抜き

今回はブロアで吸引と水拭き程度しかしませんがコンセントは抜いておきましょう。

2. フィルター・ルーバー取り外し

カバーとフィルターを外し、
ルーバー(風向き調整羽根)も軽く外して水洗い

濡れたパーツは後ほど送風で乾かします。

3. 吸引モードでホコリを吸う

エアダスターを吸い取りモードでセットした様子

ブラシノズルを装着し、
ファンの羽根をゆっくり回しながら吸引。

エアダスターを吸い取りモードでエアコンのシロッコファンを掃除している様子

まず取り回しが神レベルです。掃除機で同じことをするのは無理でしょう。

小さい割には最大パワーで吸えばどんどん吸ってくれます。優しくやればぽろぽろ落ちることもなくかなりスムーズです。正直全く吸わなかったらどうしようと思ってましたが余裕でした。

エアコンのシロッコファンをエアダスターで一部吸い取り掃除をした比較画像

分かりやすく1列のみ作業。多分2分くらいでできました!

エアコンのシロッコファンをエアダスターで一部吸い取り掃除をした比較画像

実際作業時間は全体で5分以内で終わりました。マジで速い。掃除機みたいにホースがつながっていないので向けたい方向にすぐ向けられます。何もストレスを感じずに作業終了

取れた汚れがこちら

カビを吸い取ってエアダスターにたまったカビの画像

量はそこまでではないですがフィルターに詰まってます。この時にすでにフィルター掃除がめんどくさそうと思いました。笑

4. 送風モードで乾燥

吸引が終わったら、
逆側の吹出口にノズルを付け替えて送風モードに。

エアダスターを送風モードで使うアタッチメントを装着した画像

ノズルなしでも十分な風量。このノズルをつけるとそこそこ絞れていい感じです。

細い方のノズルは絞りすぎでこれをつけるとUSB端子やらいろんなとこから空気漏れが起きます

これで水洗いした部品達の水滴を飛ばしました。

写真の取りようがなかったので取ってませんが部品を思いっきり振り回して水を飛ばすよりきちんと飛びます。なのでそのあとの乾燥もすぐ乾きました。


使用感レビュー(音・バッテリー・操作性)

項目評価
吸引力★★★★★(ホコリ吸引性能◎)
音量★★☆☆☆(やや大きめ・掃除機程度)
バッテリー持ち★★☆☆☆(10分前後で減る)
操作性★★★★★(軽くて片手操作可)
安全性★★★★☆(モータ部に保護あり)

力強さ

吸引力は申し分なし。掃除機には劣るが想像以上でした。

送風モードは撥水コートした車のボディーの水は飛ぶでしょう。

エアダスターの風の強さを手にあてて可視化した様子

最強モードで手がへこみます笑

音量


音量がやや大きく、夜間作業は不向きです。

かなり甲高い音で、音量は掃除機が詰まったときになるゴォォ!って音ぐらい出ます。

バッテリー持ち

満充電で使用し、最強モードで吸引6分程度、送風モードで2分程度で残量1まで減りました。

多分連続使用で10分持たない可能性はあります。

充電時間はしっかりかかります。1~2時間はかかるでしょう。

あまり長く使用するものには向かないです。

安全装置

モーターをこれだけ強く回してるので使用してくと熱くなります。

熱くなると安全装置が働いて一瞬で止まるようになります。これはありがたいことではありますが

夏場の外での洗車で使用する場合はもしかしたら5分持たないとかもあり得るかもしれません。

今回7~8分程度の使用で10分程度充電し、試しに少し触っていたら一瞬で止まりました。

気温24℃の室内で使用でこれだと夏場は厳しい可能性あり?


良かった点 👍

  • とにかく取り回しが神
  • 汎用ツールなので車内清掃にも流用可能
  • 清掃後すぐに使える(乾燥不要)
  • ホコリの舞い上がりが少ない

デメリット・注意点 ⚠️

  • バッテリー時間が短い(連続使用10分程度)
  • フィルターの掃除が結構めんどい(ごみは捨てれるがフィルターの目詰まり)
  • 音がそこそこデカい(夜間作業注意)
  • 送風モードで埃が舞い上がる危険性あり

清掃後の注意点

  • フィルターを完全乾燥させてから取り付け
  • ブロワー使用後はダストバッグの粉塵処理を忘れずに
エアダスターの吸い取りでフィルターに詰まったカビの様子

フィルターは一瞬でこんな状態。

爪楊枝でやったが先が見えないので結局水洗い。

エアダスターの吸い取りモードで使うフィルターを掃除して綺麗にした

結構しっかりしてるので歯ブラシでさっと洗って水を飛ばすのに振ると出てくるを繰り返しここまで綺麗に。乾燥させてしまいましょう。


他の使い道(活用例)

このブロワーは、家庭用だけでなく以下の用途でも活躍します。

  • 車のエアコン吹出口掃除
  • PC内部のホコリ飛ばし(キーボードにも)
  • 洗車後の水滴飛ばし
  • DIY作業時の粉塵除去

これからいろいろなところで使用していこうと思いますが、これはありです。

一家に一台あってもいいと思います!


関連リンク

🧰 分解手順はこちら → エアコンファンの清掃方法(yuru-gare.com)

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