今回は、私が実際にやっている切文字ステッカーの作り方をご紹介します。
カーアイテムやスケートボード、DIY作品のワンポイントにも使える切文字ステッカー。
市販のステッカーでは物足りない方、自分だけのオリジナルが欲しい方にぴったりです。
初心者の方でもできるように、手順をわかりやすく説明していきます!
■ 用意するもの
1. カッティングシート(屋外用がおすすめ)
AMAZONでも買えると思いますが、ホームセンターでもロールで切り売りしていたりします。
2. デザインナイフ(一応カッターでも可)
カッターでもできなくはないですが、デザインナイフの方が断然使いやすいです。
結構こまめに刃は交換するので替え刃と廃刃を収納できるのは地味にありがたいです。
3.カッティングマット
机を傷つけないように使用するのと、程よいクッション性で切りやすさが違うのであった方がいいです
段ボールなどでも代用できますが、切りたくない深さまで切れてしまう可能性ありです。
4.マスキングテープ or 転写シート
切り終わった台紙からステッカー部分を剝がすのに必要です。
程よい粘着力が必要で、転写シートの方が使いやすいです。
ちなみにこれもホームセンターで10㎝単位で買えたりします。
5.のり
弱さが大事です。しっかり張り付いてしまうとステッカーに残ってしまって失敗のもとです。
スティックのりなどでも作れますが、私はこれを始めに買ってしまってるので
もう何年も使用してます。なかなか無くなりません。
■ 作り方の手順
① デザインを準備する

まずは作りたい文字をパソコンやスマホで作成し、印刷します。
フォントは太めのものが切りやすくておすすめです。細かいデザインは始めは避けた方がいいでしょう。
今はAIが画像を用意してくれるので貼りたいものの大きさに合わせて印刷します。
② カッティングシートに貼り付ける

印刷したデザインをカッティングシートの上に重ね、のりで軽く固定します。
スプレーのりを使用する場合は乾燥時間を十分とりましょう。剥がすときの苦労が全く違います。

必要な分だけ切り取って次から切り出しです。
③ デザインに沿って切り抜く

デザインの線に沿って、慎重にカッターで切っていきます。今回の場合は黒を残して白を抜き取っていく作業になります。
ここが一番大切な部分になってきますので少し補足を入れます。
3-1 台紙は切らない
カッティングシートは台紙の上にのちのステッカーになる物が張り付けてあります。
これの台紙の部分まで切ってしまうとデザインによっては失敗になってしまうことがあります。
切り始めの状態は 台紙+カッティングシート+コピー用紙 の3層になっています。
これの カッティングシートとコピー用紙 のみを切るのが理想になります。
もし台紙まで切れてしまった場合は裏からマスキングテープなどを張れば補修はできますので
台紙が切れた時点で失敗確定ではないので安心してください。
3-2 曲線を切る場合は紙を動かす。
直線を切る場合はまっすぐ引くだけで綺麗に切れます。
問題は円などの曲線の場合です。今回の物は丸があるのでかなりめんどくさいです。
曲線を切る場合に刃を動かしながら切るとうまくいきません。多分。
私の場合は右手はそのままの位置で台紙を動かしながら切っていきます。
こちらの方が確実にうまくいきます。
あと、丸を切る場合はどこからスタートしたか覚えておくといいです。
感覚で何となくわかりますが、2週目に入ってしまったらその時は台紙を切ってしまっています。
3-3 切り離せるものはその都度切り離す
やってみるとわかりますが、切り終わった場所とこれから場所。区別つきません。
なのである程度切ったらその都度台紙からいらない部分を離していきます(白い部分)
これも先ほどと一緒で、2回目刃を入れているときは台紙を切ってます。
それ以外にも出来上がりのステッカーがささくれみたいになってしまうので注意です。

これぐらいのサイズ、一文字であれば10分程度でカット作業は完了します。
この状態から最後コピー用紙を取り除きます。
今回のりの乾燥時間が短かったため、パリッとはがれてくれません。

こんな感じに残ってしまうのです。
これはパーツクリーナーで拭いてあげれば取れます。

ここの工程は動画を撮りましたので、動画で見た方が分かりやすいかもしれません。
作業風景をそのままにしてるので1.5倍とかのスピードで十分流れは把握できると思います。
④ 転写シートを貼る

切り抜いた文字の上に転写シートを貼ります。
少し大きめの転写シートを用意して、カッティングシートに合わせて切っていきます。
多少気泡等入っても問題はありませんが、貼り付けの際にずれてしまうことがあるのでない方がGood!
しっかり押さえてから、カッティングシートを台紙ごと裏返し、ゆっくりはがすと文字だけが転写シートにくっつきます。
⑤ ステッカーを貼りたい場所に貼る

最後に、転写シートごとステッカーを貼りたい場所に貼って、上からしっかりこすって圧着。
貼るものを脱脂しておくと貼りやすくなります。大きさにもよりますがこれくらいのサイズであれば一気に貼ってしまってOKです。

しっかり空気が入らないように圧着して、転写シートをゆっくりはがせば、完成です!
角は転写シートにくっ付いてきやすいのでちゃんと張り付いているか確認しながら慎重に行きましょう!
なかなかダサい物が完成しました笑
■ まとめ
切文字ステッカーは一見難しそうに思えますが、慣れれば意外と簡単です。
オリジナルデザインで、自分だけのグッズを作れるのはとても楽しいですよ。
今まで作ってきたもので、子供の名前やチーム名みたいなものの文字系から
シンプルなイラストもステッカーで作ることができます。
自分で作ってしまえばこのステッカーも原価で考えたら100円以下でできているはずです。
車、釣り具などのカスタムに試してみてはいかかでしょうか。