【初心者向け】ラチェットレンチに欠かせない「ソケット」とは?種類・選び方・使い方まで徹底解説!【マック・ツール推し】

【初心者向け】ラチェットレンチに欠かせない「ソケット」とは?種類・選び方・使い方まで徹底解説!【マック・ツール推し】

工具好き、DIYユーザー、そして現場の整備士にとって欠かせない存在――それが「ソケット」です。
ラチェットレンチなどに差し込んで使うことで、ボルトやナットの締め緩めを効率化してくれるアイテム。
でも、「ソケットってサイズがいろいろあってよくわからない…」という人も多いのではないでしょうか?

この記事では、ソケットの基本的な使い方や種類、選び方のポイントを解説・紹介します。


◆ ソケットとは?基本構造と役割

ソケットは、**差込角を持つ工具(例:ラチェットレンチ、スピンナーハンドル、エアラチェットなど)**と組み合わせて使用するパーツです。
片側はラチェットなどに接続する「差込口(四角)」、反対側はナットやボルトに合う「六角穴」になっており、工具とネジの間を繋いで力を伝えます。

簡単に言えば、**「工具の先っちょを入れ替えることでいろんなサイズに対応できるアダプター」**のような存在です。


◆ 差込角とは?ソケットを選ぶうえで超重要なポイント

ソケット選びでまず確認すべきは「差込角(さしこみかく)」と呼ばれる部分です。
これは、ソケットと工具をつなぐ四角い穴のサイズのこと。

主なサイズは以下の通り:

差込角(sq)単位用途イメージ
6.35mm(1/4″)小型精密・小型作業、軽整備
9.5mm(3/8″)中型バイク・自動車整備全般
12.7mm(1/2″)大型トルクが必要な作業、大型車整備
19.0mm(3/4″)特大重機・トラック・産業機械など

工具とソケットの差込角が合っていないと使えないため、必ず揃えて使いましょう!


◆ ソケットの種類|用途に合わせて選ぶべし!

▽ 通常(スタンダード)ソケット

最も一般的な形状。普段使いに最適で、特別な機能はなくとも万能に活躍します。

▽ ディープソケット(ロングソケット)

ボルトが奥まった場所や、長いネジ部に対応。
ナットの頭が深いところにあるときにも使えます。                           また、微妙に長いセミディープなんてものもあったりします。

これはセミディープです。私はあまりディープは使わないです。

何ならセミディープもほぼつかってないです笑

▽ ショートソケット

スタンダードサイズよりさらに背の低い物になります。

狭いところでかなり重宝します。実際は余計なものをしっかり外してから作業すれば不要なことが多いです。

ただ、このショートソケットを使用すると余計なものを外さず作業ができる場合があります。

そのため時間を稼いでくれるかもしれないものになります

▽ インパクトソケット

インパクトレンチなどの高トルク工具に対応。
材質が強化されており、割れやすい通常ソケットの代わりに使います(黒っぽい色が特徴)。

インパクトソケットの中にもディープやスタンダード、ショートサイズが存在します。

タイヤ外す際にロングを使用することが多かったりしますが、ショートの方が暴れないので

個人的にはショートが好きです。

▽ ユニバーサルソケット(フレックスソケット)

首が曲がるタイプで、角度のついた場所でもアクセス可能。
整備士的には「手が入らねぇ…」ってときの救世主。

これは1/4サイズの物になります。こんな角度で力をかける訳ではないですが基本斜めに力はかかります。

なので大きな力はかけられないので、1/4サイズ程度で十分です。3/8でも販売はしているでしょうけど

必要ないと思います。ソケットが壊れる、ボルトがなめるのを防止の意味でも。


◆ ソケットの選び方|サイズだけじゃない!

  1. 差込角を確認する
     → 手持ちの工具に合うものを選ぶ。
  2. ネジ・ナットのサイズに合わせる
     → mm表記がほとんど。12mm、14mm、17mm、19mmなどが定番。(一部外車ではインチサイズを使用しています。これを使う人は知ってるだと思いますが)
  3. 使用用途で種類を選ぶ
     → 深さや強度、アクセスしやすさを考える。
  4. メーカーも意外と大事
     → 安物は精度が悪く、ナメやすかったりガタが出やすいので注意。
      KTC、TONE、Ko-ken、Snap-onなど、信頼できるメーカーが◎

◆ ソケットの使い方の基本と注意点

  • しっかり差し込む
     → 工具側とカチッとロックされるのを確認。
  • サイズ違いは厳禁
     → 少しガタがあるけど回せそうは破損の原因!しっかり合ったものを使用!
  • インパクトには専用工具で使う
     → インパクト用出ないソケットをインパクトで使用すると割れるリスクがかなり高いです!
  • メンテナンスも忘れずに
     → 使用後はサビ防止のために拭いて保管するのが理想。

◆ ソケットメーカー紹介|工具好きなら一度は聞いたことあるブランドたち

ソケットって正直「見た目は似てるけど中身が違う」。
だからこそ、信頼できるメーカー選びは超重要です。

ここで有名なメーカーをいくつか紹介します。

メーカー自体多すぎて使ったことのない物もあるので使ったことのあるもののみです。


▽ KTC(京都機械工具)

日本が誇る老舗メーカー。精度も耐久性も高く、整備士の現場でも多く使われています。
工具屋さんに行けば置いてないことはないくらいスタンダートで安定のメーカーです。

  • 特徴:握りやすくて、差し込み精度もバッチリ
  • 価格帯:中〜やや高め
  • おすすめ用途:プロの整備士、趣味でもガチめの人

✅ 実際の感想:悪いところはないってくらい安定の工具。性能・見た目・使い勝手すべてにおいて不満は何もないです。ただ「これかっけー!」にはなりずらいかも?


▽ Ko-ken(コーケン)

ソケットと言えばコーケン。ソケットに全振りしてるってくらい、バリエーションと精度がヤバい。
特にインパクトソケットやフレックス系は超優秀。

  • 特徴:種類がとにかく豊富。スリムで取り回しも◎
  • 価格帯:中
  • おすすめ用途:プロユース全般、インパクト系多用する人

✅ 実際の感想:KTCに比べると比較的安め。ただしっかりしてる。これも使ってて不満は感じられなかった。本当に極僅差でKTCの方が精度はいい気がする(個人的な感想です)


▽ Snap-on(スナップオン)

アメリカ発の超高級ブランド。見た目も機能もプロ向け。スナップオンマニアがいるほど。
一本数千円するけど、一生モノ。これを買っておけば間違いはないと思われる。

  • 特徴:見た目も美しい、超高精度。だけど価格は別次元
  • 価格帯:高
  • おすすめ用途:職人・工具マニア・Snap-on信者

✅ 実際の感想:見た目、精度ともにいいです。今はなくなってしまったみたいですが昔は永久保証で普通に使用していて割れてしまっても交換してもらえました。

そして知名度・信者がいるくらいなので売れます。廃盤品などはプレミア価格になったりします。

限定カラーなどは未使用で保管しているだけで2倍の金額になることもあります。

▽ MAC TOOLS(マックツール)

アメリカ発のプロユースブランドで、Snap-onと双璧をなす高級工具メーカー。

マックのソケットは見た目だけじゃなく、実用性・握り心地・精度も超一級

  • 特徴:スナップオンとはまた違った雰囲気。グリップ感とフィット感の良さが◎
  • 価格帯:高
  • おすすめ用途:プロ整備士、工具にこだわりたい人、アメリカンスタイル好き

✅ 実際の感想:正直ソケットに関しては私はMac派です。精度としてはスナップオンと大きな違いはありませんが、基本12mm~19mmに関してはMacしか使ってないです。理由は後程

おすすめソケット紹介!その前に!!

ここから紹介をしていきますが、ソケットの場合セットで買うとかなり高額になります。

上で説明した通り、ソケットの中にも種類があってそれらをすべてセットで揃えるのは

整備士か工具マニア・コレクターだと思います。揃い切った工具たちをみてニヤニヤしたい

気持ちもかなりわかりますが、作業を進めるだけであれば正直必要ありません。

スナップオンで考えると1セット2~3万はするでしょう。

それを スタンダード・ディープ・セミディープ・ショート の3/8と1/4

インパクトのディープ・ショートを1/2と3/8

それだけで30万超えてしまいます。 DIYでやってみようの域を超えてしまうので

日本車であれば使用するボルトの大きさは基本決まっています。

8mm ごくまれに車内や極々一部のプラグカバーなど。

10mm 12mm 14mm エンジンルームや足回りの軽めのところ

17mm 19mm 21mm 足回りのしっかりしたところ

これ以上はあまり使用しないし、DIYのレベルを超えるので基本必要ないので

その都度購入でいいと思います。

セットで買うと、8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 と無駄なものも入ってきます。

車で考えると約半分使用しないです笑

なので割高にはなりますが 10 12 14 17 19 あたりの5本だけ買うってのもありです!

ただセットでズラーっと並んでソケット達にはロマンがあります。ロマンしかないです笑

では実際使用しているソケット達!

スタンダード

今までソケットを使用していてこれの使用率がダントツの一位です。

多分私が持っているのはこのモデルより前の物かもしれませんが、説明に


80%なめた状態のボルトでも回せると書いてあります。

これ実際になめたボルトが何%かはわかりませんが、山半分でも食います!

何度こいつに助けられたか。

6角の中に溝が入っているのがわかると思います。これがその仕事をしているってマックのおじさんは言って

いました。

スタンダードを買うのであればこれを激押しします!

セミディープ

セミディープはベルトなどの交換時に長さが合わないときに重宝します。

個人的にボルトから離れた位置でトルクをかけるのが好きでではないのでディープは1/4しか使わないです

これは使用頻度が少なく、12 14 17 19 までしか持ってないです。

1/4 サイズたち

1/4に関してはトルクを大きくかけない前提なので私はコーケンを使用しています。

スナップオンやマックに比べると安価ですが全く不満はありません。

真ん中にユニバーサルが陣取っていますが車内には7mmや6mmを使ってる変態な車がいたりする

のと、車以外で使用する場面があったりするのでこれはセットで買ってます。

がたつき、変な割れなど一度もなく満足しかないですしコスパもいいです。

真ん中にいるユニバーサルは使用頻度は多分20回程度です。

ただ!これじゃないと絶対にダメな場所があるのです。そのような場合は買ってしまいます。

一つの部品を外さなくて済むメリットは

時間の短縮 不要な再使用不可部品を購入しなくて済む

これはかなり大きな差になるのです。ただのめんどくさがりなだけですけど笑

インパクトソケット

最近は電動インパクトがかなり安価になってるので持っている人はインパクト用を買いましょう

基本スタンダードかショートをおすすめします。

これはセットで買う必要なないと思います。ロングは暴れるとゆうか、ショートの安定感が私は好きです。

その他 画像のない物たち

KTC コーケン その他工具屋さんのオリジナルブランドたちもかなり精度のいいものがそろってます

私の使用しているのはスナップオンやマックがメインですが、これでなくても作業はできます。

私がスナップオンやマックを選んでいた理由は、今はなくなってしまったらしいですが永久保証です

今はなくなってしまったとのうわさを聞きましたので、DIYで壊れるほど使用することはほぼない

となると、KTCで十分すぎますしオリジナルブランドで用は足りると思われます。

100均でも売っていて使用できますが、若干の精度が落ちるのは感じ取れます。

大きな力をかける部分にはそれなりの物を使用した方がケガや余計な修理を増やさないためにも

得策だと思います。

◆ まとめ:ソケットを理解すれば整備はもっと快適になる!

ラチェットレンチだけではできない作業も、ソケットを使い分けることで一気に可能になります。
サイズ、差込角、種類、素材――選び方にこだわるほど、作業のスピードや安全性もアップ!

「どれを買えばいいかわからない…」という方も、この記事を参考にして自分に合ったソケット選びをしてみてくださいね!

🛠️ 合わせて読みたい:
👉 ラチェットレンチの紹介はこちら

同時に使用するものなので見てみてください!

Comments

No comments yet. Why don’t you start the discussion?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です