
久々の釣りに港でエギングをしてきました。
秋イカはのシーズンはとっくに始まっているのですが、休みと天気の関係でシーズンINがかなり遅れてしまいました。
今回の釣行では200g~800gとかなり個体差が出ていて産卵時期もまばらで早生まれの個体が大きく成長していそうです。
さて、今回は私の使用している餌木の紹介です。
皆さん好きなメーカーの餌木があるとは思いますが、何を使用すればわからない方に向けて私の使用している餌木の中でもさらに信頼している餌木たちを一部紹介しようと思います。
使用したのは、信頼してやまない「ヤマシタ エギ王」シリーズ。
今回の主役は、ブルブルマンボー・軍艦グリーン・トラトラピンキーの3カラー。
どのカラーも実際に釣果を出してくれた実績のある一本たちです。
特にブルブルマンボーは、僕の中で“お守りエギ”みたいな存在。
「何を投げたらいいかわからないときはこれ!」というくらい信頼しているカラーです。
この記事では、実釣の中で感じた3色それぞれの特徴や使い分け、釣果データをもとに、
「どんな状況で強いのか?」を詳しくレビューしていきます。
商品リンクを張っていますがヤマシタのエギは1000円前後で販売されています。
Amazonはいろいろな釣具屋を見てきても平均して安いです。特売をしている釣具屋の方が安い時もあるので見比べてみてください。
私はヤマシタのエギは1本1200円までしか出しません。
ヤマシタ エギ王とは?
ヤマシタの餌木にはいろいろ種類はありますがエギングで使用するのは大きく分けて2種類あります。
「エギ王K」と「エギ王 Live」
細かくいろいろ違いはあるのですが、何が違うのかというと
「エギ王K:フォールの安定性」をとるか「Live:ダートの軽快さ」をとるかの違い。
イカはフォール時に餌木に抱き着くのでフォール姿勢は超重要です。
しかし、イカにエギを見つけてもらわないと話にならないです。
そこで必要なのは「ダート性能」です。横移動を大きくしてイカに見つけてもらいやすくします。
ヤマシタのエギ王シリーズの中でも、LIVEは「フォールの安定性」「ダートの軽快さ」「波動バランス」が抜群に良いモデル。
私はどちらかというとLiveをよく使います。
シャクった時に潮の変化を感じやすく、変化がある場所(重い場所)で釣れる事が多いため好んで使用します。
ただ、シャクり時の抵抗が大きくなるため長時間の釣行ではかなり疲労します。
見た目の違いもあるのでお話しておくと重りの形が違います。
エギ王K 重りに穴が開いている

エギ王 Live 重りに穴が開いていない

パッケージは色の違いで分かりやすくなっていますがネットで買う際は注意してください!
エギの種類(重さ)
ヤマシタのエギには重さの種類があります。重さが違うと全く別物の性能になりますので注意してください。
基本私はベーシックしか使用しません。シャロータイプは待てずにエギが海面から飛び出してしまいます笑
- ディープ:重い 沈下速度早い
- ベーシック:普通 沈下速度 約3秒/m ☆私はこれ
- S(シャロー):軽い 沈下速度遅い 約6.0秒/m
- SS(スーパーシャロー):めっちゃ軽い 沈下速度めっちゃ遅い 約8.0秒/m
人によってはシャローをベースに使う人もいます。好みと海の状況で使い分けをするといいでしょう。
潮が大きく動いているときに軽いエギを使うと着底しないで流されまくるってことも起こります。
釣行環境と使用タックル

今回は港での陸っぱりエギング。
昼過ぎに入り、日没を過ぎてからぽつぽつ釣れるような状況でした。
気温20℃ 曇り 新月 大潮 風は1~2m程度 午前中まで雨
使用タックル
- ロッド:8.6ft エギングロッド(MLクラス)
- リール:2500番スピニングリール
- PEライン:0.6号
- リーダー:フロロ3号
- 使用エギ:ヤマシタ エギ王K (3.0号、3.5号)
昼は場所をとりつつ久々だったので感覚をもどす感じで気楽に。一杯だけ日中に釣れました。
日が落ちたタイミングでぽつぽつ当りが出始め4杯取り込む事が出来ました。
21時には雨が降り始めたので撤収です。
餌木サイズは3.5号で十分なサイズ感になっていますが、個人的にはこの時期は3.0号を投げることが多いです。
エギを持っていない方は3.5号を、余裕のある方は3.0号を個人的におすすめします。
ブルブルマンボー|迷ったらコレ。信頼度No.1カラー

このカラーは本当に頼りになります。
初めて特大フィーバーをしたのもこの「ブルブルマンボー」
ある日、他のカラーではまったく反応がなかった中、
このブルブルマンボーだけで10杯以上釣れたことがありました。
それ以来、完全に信頼の一本。
今回の写真は3.0号使用です。
特徴
- ブルー系のアピールと、下地マーブルの絶妙なナチュラル感
- 晴天〜曇天、昼〜夜、どのシーンにもマッチ
この日、日中に当りを出し抱かせたのは「ブルブルマンボー」
日没後に初めて釣れたのもこれです。まず一投目に投げるのは決めては無いですが100%このカラーです。
天候・にごり・潮・水温・太陽 この辺りあまり考えずに釣りをしていますが、いつでもこれは釣れます。
✅ 「何を投げていいかわからない」状況なら、まずブルブルマンボー。
間違いなく、僕の中で一軍エギとして外せないカラーです。
※このカラーはLiveのみしか販売がありません
軍艦グリーン|夜に強い赤テープ

次に紹介するのは、ど定番ともいえる「軍艦グリーン」。
夜の定番となっています。特に「月の出ている夜」に強い印象があります。
基本日が落ちてから投げます。何種類か投げて反応が無いと登場します。
今回はブルブルマンボーで当りがなくなり4番目くらいに登場してもらい当りを出してくれました。
夜のカラーローテーションには間違いなく入れるものです。
去年あたりに軍艦グリーンにLiveが登場し、購入したその日に実績を上げてくれてそこからの信頼は高い物になりました。
こちらも3.5号を基本に、3.0号もおすすめです。
トラトラピンキー|夜の常夜灯下で光るピンクオレンジ

3本目は「トラトラピンキー」。
一見派手ですが、夜間の常夜灯下ではこのピンクオレンジが絶妙な透け感を見せてくれます。
今回の釣行では、完全に日が落ちてからこのカラーでヒット。
去年の冬はこれしか釣れない時期がありそこから必ず投げる一軍入り。
日中では少し派手すぎる印象もありますが、
夜の港ではむしろ“目立つけど自然”という絶妙なバランス。
ナイトエギングの定番として持っておくと間違いない一本です。
※このカラーにLiveは現在発売されていません
番外編 王道:ムラムラチェリー

今回の釣行では釣れなかったですが、ヤマシタの餌木の定番カラーで絶対に外せないのがこれ
ヤマシタの餌木を持っていてこのカラーを入れない事は無いです。
釣れる日、釣れない日、晴れ曇り、日中、夜 すべて関係なく絶対に投げます。
エギングを始めて初めて進められて買ったエギもこれです。
釣果も十分で、これだけ持ってきておけばいいって時期もありました。
使い込んで感じたこと

色々なエギを試してきましたが、ヤマシタのエギは私と相性がいいです。
Liveの潮噛みの良さが状況把握がしやすく海の中を感じ取りやすいです。
ただ先に言った通り、潮の効いている環境では重すぎて疲れてしまう事があるので使い分けをしましょう
また、3.0号と3.5号の差も体感的にかなり明確。
3.5号で釣れないときに3.0号に落とすと釣れる事も多々あるのでカラーローテーションに加えて サイズダウンも視野に入れると釣れる可能性が上がると思います。
まとめ|信頼できる1軍カラーを持つ大切さ
釣りをしていると「今日は何を投げよう?」と迷う日が必ずあります。
そんなときに、信頼できる“これ一本”があるかどうかで、集中力も釣果も変わる。
僕にとっては、それがブルブルマンボーでした。
そして今回、軍艦グリーンとトラトラピンキーも改めて実績を出してくれたことで、
この3本が自分の中の「鉄板ローテーション」に決定。
この3本があれば、秋イカシーズンのどんな状況にも対応できます。
最後にひとこと
釣りは“信じて投げる”時間が一番楽しい。
今回の釣行も、「あのカラーで釣りたい」という思いが結果につながりました。
まだ使ったことのない方は、ぜひこの3色をローテーションに加えてみてください。



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