iPhone SE(第2世代)は2020年に発売されたコスパ重視のモデル。
今でもサブ機として優秀ですし、アップルのサポートも現在継続中(そろそろ終わる?)で中古市場で安価に購入できるものです。
しかし中古で購入する場合に避けて通れないのがバッテリー劣化問題です。
実際、中古市場に出回っているSE2の多くはバッテリーがかなり消耗しています。
この記事では、
- 中古で約1万円で購入したiPhone SE2
- 購入時点でバッテリー最大容量74%
- 2024年12月に自分でバッテリー交換
- 交換後は4日に1回の充電で十分
という実体験ベースで、
- iPhone SE2のバッテリー交換時期
- 自分で交換するという選択肢
- 社外バッテリーのデメリットは気にする必要があるのか
をまとめます。
結論:SE2の交換時期は「毎日充電が面倒になった時」
先に結論です。
最大容量74%のiPhone SE2は使えます。
そのままでも何も支障はありませんでした。
今回交換した理由としては
- 2日目の充電を忘れると3日目は充電切れを起こす
- バッテリーが膨張してから交換は自分ではやりたくない
この2点のみです。
SE2にはイヤホンジャックが付いていないため別途ケーブルを使用しないと充電しながらイヤホンを使用ができないため充電中はイヤホンが使えなくなります。
また、膨張したバッテリーはなにかの拍子で発火の可能性が上がるためその前に交換を済ませておきたい方が強かったかもしれません。
今回のiPhone SE2の条件
今回使用した端末の条件は以下の通りです。
- 購入形態:中古
- 購入価格:約12,000円 128Gモデル
- 購入時バッテリー最大容量:74%
- 1日の使用時間:約3時間
- 用途:
- 使用時間は1日3時間程度(睡眠時のラジオ用)
- それでも2日に一度は充電が必要
- 充電を忘れると寝る時にラジオが聴けない

バッテリーの状態はこんな感じ。はっきり言ってメイン機としてはモバイルバッテリー必須な状態
そもそもメインは寝るときなので大して支障はありませんでした。
最大容量74%のSE2を使ってみた正直な感想
使えないわけではない
- 普通に起動する
- アプリも問題なく動く
- 写真撮影も可能
- サポート継続中なので使えないアプリも今のところなし
性能面で「致命的」な不具合はありません。
バッテリー交換後は別物になった
2025年12月にバッテリーを交換した結果、
- 使い方次第では4日に1回でも十分
- 残量を一切気にしなくなった
体感的には、
「これが本来のiPhone SE2」
という状態に戻ります。
バッテリー交換にかかった費用
今回かかった費用は以下の通りです。
- バッテリー:Amazonで購入(約3,000円)
- 工賃:0円(自分で交換)
合計 約3,000円。
工具がもちろん必要になります。
私は過去に交換をしているので持っていますが工具セットもありますので用意しておきましょう。
iPhone SE2のバッテリーは自分で交換できる?
結論として、
手先が器用な人なら十分可能です。
- 構造は比較的シンプル
- 特殊な調整や知識は不要
- 作業時間は30〜40分程度
- かなり小さいネジを使用しているので細かい作業が必要
細かい手順や注意点は購入元の解説にすべて載っているため、交換時にはそちらを見ていただいた方が良いでしょう。
今回はどんな作業になるかを軽く紹介していきます。
実際の交換作業
用意するものは専用工具セットとドライヤーです。
ドライヤーは普通の髪の毛を乾かすものでOKです。
あと、作業前にバックアップを取っておいてください。
1.まずは底面のビスを外す
特殊な形をしているので専用工具が必要になります。

2.画面を剥がす
吸盤を使用して隙間を開けてピックを差し込み少しずつ剥がしていきます。
この際防水用のテープががっちりくっ付いているためドライヤーで温めながら気を付けて剥がしていきます。
一か所とっかかりができたらあとは慎重にやればさほど苦労せずに進められます。


画面が外れたら配線がつながっているのでいきなり切り離してはいけません。
起こす程度にしておいてください。

画面を持ちながら作業はできないので後ろに何か重い物を置いて立てかけておいてください。
3.画面の取り外し
画面につながる配線達を切り離していきます。
配線のカバーがビスで固定されているのでわかるようにしておきましょう。
ビスにも長さがあるので同じ場所に戻せるようにわかるようにしておいてください。

購入元の作業手順を見ながら作業を進めていきます。


コネクタははまっているだけです。外す際には小さいヘラで軽くひねる様な感じで外れます。
つける際には位置を確実に合わせてグッと押し込むだけで入ります。


要領書通りにやってるだけなのであまり理解していないですがカメラの配線と液晶の配線を外すと画面が切り離せます。

4.内部を分解してバッテリーにアクセスできるようにする
まだバッテリーまではたどり着けません。
ただやることはほぼ同じなのでここまで来れたらやることは一緒です。


5.バッテリーを外す
バッテリーは両面テープで固定されています。かなりしっかりついています。
これを外すのが最後の山になります。

少し出ている部分があるためそこを温めながら、かつかなり慎重に巻き取っていきます。
過去5,6回これをやっていますが切れずに外れたのは1回だけです。
切れてしまったら無理やり剥がすのですが、その際バッテリーが曲がる事があります。
そうなると膨張した状態のバッテリーだと発火のリスクがかなり高いと思われるため膨張する前に作業をしました。

この散らばっている感じで今回の戦い具合が分かってもらえるでしょうか。
バッテリーは変形せず外せました。あとは残った両面テープを綺麗にします。
縁の部分に防水シールがあるのでそれも綺麗にしておきましょう。


6.組付け作業
バッテリーを付属の両面テープで元の位置に固定をして防水シールを張り付けしたら外した順番の逆を進めていくだけなので特記することはほぼありません。

防水シールは画面の接続をする前に貼り付けした方がいいでしょう。
コネクタは位置を確実に合わせてグッと押すだけです。慣れるまで不安になりますが、その際は位置が外れていないか確認してください。
画面の接続が完了したら閉める前に動作確認をしましょう。

この段階で一応すべての機能が正常か見てください。あとは閉めるだけなので何か使えないものがある場合は再度分解してみましょう。
自分が外したところが正確に戻っていない可能性が高いです。
交換が終わるとこんな感じです。
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社外バッテリー交換のデメリットは正直ひとつだけ

社外バッテリーに交換すると、
- 「正規品ではありません」
- 「バッテリーに関する重要なメッセージ」
といった表示が出ます。
これは消せません。
ただし、
- 使用制限はなし
- 性能への影響なし
- 実用上の不具合なし
表示が出るだけです。
困るのは「売るとき」だけ
社外バッテリーにすると、
- フリマアプリ
- 中古買取
どちらでも
社外品であることは確実に分かります。
つまり、
- 高値では売れない
- 状態は正直に伝える必要がある
この点は事実です。
でも、1万円で買ったSE2をまた売る?
ここが一番大事な視点です。
今回のSE2は、
- 中古1万円
- サブ機用途
- 自分が最後のユーザー前提
正直な話、
これを将来いくらで売るのか?
というレベルの端末です。
この条件なら、
- 社外バッテリー表示が出ようが
- 売却価値が下がろうが
実質的なデメリットはありません。
SE2は「安く買って自分で交換」が一番合理的
中古相場を見ると、
- バッテリーが劣化している個体が大半
- 交換済み個体はやや高め
- 正規か社外かより「使えるか」が重視されている
なら最初から、
安く買う
自分でバッテリー交換
快適に使い倒す
この考え方が一番コスパがいいです。
まとめ:SE2のバッテリー交換時期は「不便を感じた時」
今回の実体験からの結論です。
- 最大容量74%は使えるが快適ではない
- 毎日充電が必要なら交換時期
- 交換後は3〜4日に1回の充電で十分
- 社外バッテリーのデメリットは表示だけ
- 自分が最後のユーザーなら気にする必要なし
数字よりも大事なのは、
「その使い方でストレスがあるかどうか」。
iPhone SE2は、
安く買って・自分で直して・使い切る
この使い方が一番向いている端末です。
作業風景をみてもし自分でもできそうであればぜひチャレンジしてみてください!


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