アイドリングストップキャンセラーとは?メリットとデメリットを解説&LA550Sミラトコットに取り付け方法解説!

車関係

最近の車にはほとんど標準で搭載されている「アイドリングストップ機能」。

エコで環境にも良さそうなこの機能ですが、実際には「いらない」と感じている人も多いのが現実です。

現在販売されている一部の車両からは「アイドリングストップ無し車両」も出てきています。

この記事では、「アイドリングストップキャンセラー」の必要性や導入メリット、デメリットなどを解説していきます。

そもそもアイドリングストップとは?なぜ搭載されているのか?

アイドリングストップとは、信号待ちや渋滞の際にエンジンを自動で停止し、無駄な燃料消費や排出ガスを抑える機能です。

エコカー減税や燃費性能の数値をが上がるため、各自動車メーカーがこぞって採用しています。

無駄なガソリンを使用しない+その間排気ガスを排出しないという事でメリットはあります。

なぜキャンセラーを使いたくなるのか?

・エアコンが効かなくなる

 エアコンはエンジンの力を使ってコンプレッサを回し冷たい風を作り出しています。エンジンが止まることによってコンプレッサも止まり、次第にぬるい風になってしまいます。

・バッテリーに負担がかかる

 アイドリングストップ用バッテリーはエンジンの始動・再始動に耐えられる高性能のバッテリーです。何度も再始動をしても問題はないのですが、負担が無いわけではないので回数は少ない方が長持ちするのは間違いないです。

・発進がワンテンポ遅れる

 再始動の際にエンジンがかかるのに0.5秒ほどかかります。なれれば発信を見越してブレーキを緩めれば済む話ではあるのですが、とっさの発進時に間に合わないこともなくはないです。

アイドリングストップキャンセラーとは?

アイドリングストップキャンセラーとは、アイドリングストップ機能をエンジン始動時に自動で無効化きるようにする装置です。

本来エンジン始動後ボタンを押してアイドリングストップをOFFにするのを自動でやってくれるものです。

車種専用で販売されており、装着も比較的簡単です。

エンジン始動時に毎回ボタンを押せば買う必要はないですが毎回押すのはめんどくさい人向けです。

キャンセラー導入時の注意点

  • 保証との関係
     ディーラーによっては「社外製パーツ装着」に厳しいところもあります。社外品の持ち込み取り付けは基本断られますので自己責任自己作業です。万が一エラーが出た場合には外してから見てもらいましょう。
  • バッテリーには寿命があります
     アイドリングストップをキャンセルすることによって長持ちするでしょうが寿命は迎えます。バッテリーの寿命は基本2~3年と言われているので定期交換部品なのは忘れてはいけません。

実際に取り付け 車両:LA550S ミラトコット

この車は母親の車両になります。年間の走行距離が1000Km程度でバッテリーの充電が気になる距離です。

短時間・短距離での使用が多いためアイドリングストップは無い方がバッテリー上がりを防げるので取り付けします。燃費が悪い運転にしかならないのでOFFにした方がメリットは大きいです。

用意するもの

・アイドリングストップキャンセラー本体

こんなものです。価格も高額ではないので、お試しに使うでもいい金額かと思います。

種類があるので購入は自分の車に合ったものを買う必要があります。

  • 型式(今回でいうとLA550S)
  • 年式(車検証の初年度登録の欄)

この二つは絶対に必要なので車検証を見ながら注文をしましょう。

できれば事前にカプラの形状を確認してから注文すれば万が一もなくせると思います。

・トリム外し(なくてもできる場合あり)

今回私は使用しませんでしたが、爪が入らなかったり固くて外れない場合のきっかけ作りをしてくれます。

いろんな種類があるので自分に合ったものを見つけれるといいですね。

他の作業にも使えるので持っていて損はないと思います!

普段私が使用しているものはネットでは見つけられませんでした。

私が普段使用しているのはこれです。同じものは見つけられませんでした。

もう15年程使用していますがまだまだ使います。

記憶があいまいですがブルーポイントの商品だったと思います。

薄いところに入り込めて、隙間を作ってくれる。傷はつかない。

だいぶこいつに助けられています。

作業開始!

作業手順は

  • スイッチの取り付けてあるトリム外す
  • スイッチについているカプラを外す
  • 購入したアイドリングストップキャンセラーを割り込ませる
  • 復元

これだけです!作業は2分もかからないです笑

トリムの取り外し

ミラトコットの場合エンジンスタートボタンの下にスイッチがあります。

これをエンジン始動後押すことによってその回はエンジンの停止がなくなります。

まずは爪が入る位置を探します。画像ではもう半分外れていますが、手の入る爪を入れられる場所を探ります

黄色のラインに沿って爪を入れていきます。若干爪が深く入れられる場所があると思いますので

そこから指を押し込んで浮かせていきます。爪がなかなか入らなかったり、爪が割れてしまいそうな場合は

無理をせずトリム外しを這わせて深く入る場所に差し込み指を入れます。

夏場は柔らかくなっていて外しやすいですが、冬場は固くなっているので外しずらいので注意です。

ビス等で固定しているわけではなく、丸をした爪みたいなので挟まっているだけなので単純に引っ張れば外れます。

一か所浮いてしまえば、そこから手を入れてほかの箇所の爪も外していきます。

ここまでくれば8割終了です!笑

カプラの取り外し

カプラの形状を確認し該当のカプラを外します。カプラの外し方は

青く印をした部分を押しながら引っ張ります。

年式が古かったりすると固着していて外れにくかったりする場合もありますが今回はすんなり外れました。

抜けないからと言って配線を引っ張ることはしてはいけません。断線して余計な出費になりますので注意を。

アイドリングストップキャンセラーを割り込ませる!

届いた商品を取り付けます。オスとメスになっているので割り込ませるだけです。

しっかり奥まで入ると「カチッ」と音がするので目安にしてください。

軽く引っ張って抜けなければOKです。

ちなみに何かコネクタを外した状態でエンジンスタートスイッチを押してしまうと「チェックランプ」が

点灯してしまう可能性があるので、基本何かを外しているときはエンジンスイッチは押してはいけません

こんな感じに取り付けて終了です。本来タイラップなどで固定をした方がいいでしょうがそこまで暴れるようなものでもなさそうですし、外すときにめんどくさいのでそのまま閉めてしまいます。

走行中カタカタ音がする場合は、タイラップで固定をした方がいいでしょう。

復元!

取り付け完了したら外した爪の位置を確認してグッと押し込んで終了です。

エンジンをかけて〇にAのOFFのボタンが点灯すれば無事完了です。

ちなみにボタンを押してあげればアイドリングストップする状態になりますので、完全に使えなくなるわけではありません。

アイドリングストップキャンセラーのメリット・デメリット

メリット

  • 快適性が大幅アップ(特に夏場)
  • バッテリー・セルモーターの寿命を守れる
  • 発進時のもたつきが減る

デメリット

  • 燃費が若干悪くなる
  • メーカー保証外の可能性がある

まとめ:こんな人にはおすすめ!

・年間走行距離が3000Km程度以下の方

エンジン始動によるバッテリーの消費を抑えられる&信号待ちでアイドリングをするので充電ができる。

・エアコンを効かせたい方(特に夏場)

エアコンコンプレッサが常に回せるので冷たい風を維持してくれます。

・発進の際にエンジン再始動のラグが気に入らない方

作業も5分あればできると思いますし、部品代も高額ではないのでぜひ試してみてください!

追記 私のアイドリングストップ使用状況

私の場合年間走行距離は約10000km程度 

朝夜の通勤で使用がメインで真夏は暑すぎるのでエアコンを使用するためアイドリングストップOFFにします

総アイドリングストップ時間が58時間と結構怖い時間エンジンが止っています。

1年間で2日半も信号待ちOR渋滞にはまっていると考えると怖くなってきますね笑

その間節約できたガソリンが20リットル リッター160円換算で3200円程です。

年間走行距離によってだいぶ変わってきますが目安としてこんなもんです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました